言語の吸収の仕方

「言語の習得の天才は赤ちゃん」とよく言われる。言葉の概念が出来上がっていない時に感覚で触ったり、見たり、音を聞いたり、真似することで、そのものの概念を作り上げる。最初は、どの赤ちゃんも言葉を知らないで生まれてくるのだから、環境による要因、耳からの学習能力、映像の学習能力等も吸収に大きな影響を与えるだろう。それぞれ自分にとって分かり易く吸収しやすい能力を中心に独自なバランスで脳の機能を使用し、独自な言語習得のパターンが次第に出来上がっていく。私は言語をおしえる際、その方の言語の学習のパターンについて分析を行い、出来る能力を強化しつつも、使用していない能力の強化行う事で、短期間でもジャンプアップする事に自信を持っている。日本の社会や教育が、マイナスの部分を強調してきた為なのだろうか、多くの日本人は、自分が独自な才能を持っていると信じていない。むしろ多くの人は、自分の出来ないところを、欠点として強く認識さし、自信を持つことが出来ない人が多い様に思う。しかし、苦手があるという事は、必ずその反対側に得意がある。ある能力が高いから、もう一つの能力をあまり使わずに学習をしてきた事に気が付いて欲しい。要は今までやっていなかった練習をするだけで伸びるのである。「信じる者は救われる」というが、自分の才能を信じて欲しい。自分を信じる力は、自分を変える原動力になる。自分を信じられない人は、低い目標を立てるか、または目標を持たない。目標をクリアー出来ると信じる人は、自分を信じる力を原動力として、勉強を行い実現する事が出来る。勿論、テストで良い点を取ることだけが学習の目標ではないし、人生の目標でも無い。しかし、私が強調したいのは、全ての事に於いて、自分を信じる気持ちは重要である。自分に合った道は天よりいつも備えられている事を信じること。あなたが今出来る事をする事、それが、前に進む為の唯一の方法だと思う。

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