Hikikomori

引きこもりについて貴重な取材動画があったので、ご紹介します。日本の社会にあっては、親子関係は時に近すぎて、親が子供を独立した存在ととらえる事が難しい。子育ての目標は、「子供が自立して生活出来る様になること」である。そうでないと永久に子育ては終了しない。子供に愛情を注ぐことは必要な事であるが、周囲の環境や、本人の可能性を信じ、手出ししすぎない事も自立させる為には重要である。しかし、悪意のあるいじめ行為がある場合は、こちらから距離を置き子供を守る事も重要な様に思う。その微妙なバランスを保つ為には、自分の人生での経験に基いた洞察力、また、心の余裕が無いと出来ない。最近、大半の親が最も持つのが難しいのは「心の余裕」でないかと思う。どんな状況にあっても、「子供を信じる気持ち」を失わない、また、現状の子供の症状を親なりに「心理分析」し、対応を考える事を可能にする「心の余裕」を持つことだと思う。

 

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